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きのこの日々。

日々の記録です。

『ハッピーアワー』

『ハッピーアワー』

ずっと気になっていた作品。

ついに観に行ってきました。

 

久々の元町映画館。

というよりも映画館自体が久々。

 

映画館に行くの、すごく好きです。

知らない人と共通体験をする感じがすごく好きで、見終わって外に出た後の爽快感がなんとも言えず、

「映画好き」というよりも「映画館好き」なのです。

 

元町映画館は特にハコが小さいこともあって、あとスタッフさんがフレンドリーな感じでお気に入り。

 

 

今日は上映後に監督挨拶があることもあって、立ち見がでるほどでした。

満員で立ち見なのは、これも監督挨拶の回に観に行った『ちづる』以来とちがうかなあ。

平日は一桁も珍しくないのに。笑

でもそれも全然嫌いじゃないのです。

3人だけの『ベティー・ブルー』は最高やった。

 

 

hh.fictive.jp

 

演技経験のない4人の女性たちがロカルノ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞し話題となった本作は、市民参加による「即興演技ワークショップ in Kobe」から誕生した。ほとんどの登場人物を演技未経験者がつとめ、総尺5時間17分の大作となった『ハッピーアワー』。これまでにない試みで映画をつくりあげたのは、映画学校の生徒たちを起用した4時間を超える大作『親密さ』や、トータル7時間を超える東北記録映画三部作(『なみのおと』『なみのこえ』『うたうひと』)など、常に挑発的な作品づくりを続けてきた濱口竜介。また蜷川幸雄作品の劇音楽を数々手がけてきた阿部海太郎の音楽も映画を彩る

 

30代後半の女性たちを主人公に、4人それぞれの家庭や仕事、人間関係を丁寧に描きながら、濱口竜介は、どこにでもいる“普通”の女性たちが抱える不安や悩みを、緊張感あふれるドラマとして見事に表現してみせた。今の私は本当になりたかった自分なのか?本当に伝えたいことを言葉にできているのか?ゆっくりと、迷いながら発せられる彼女たちの一言一言が、観ている者にスリリングな感動を届けてくれる。ロカルノでも大きな反響を呼んだ、いまもっとも注目すべき話題作

 

素人くさい演技が気になっていたのも最初だけで、どんどん惹き込まれる。

帰り道に出会う女性が皆きれいに見えるのは気のせいじゃあないと思う。

 

『ハッピーアワー』なのに、どんどん「ハッピー」じゃないシーンばかりになる。

濱口監督が挨拶で言ってた「自分でできるようになることが増える(あやふや)」というハッピー。

辛くても痛くても、それでもハッピーなのかなあ。

一番桜子さんに感情移入していたのに、最後のシーンはなかなか受け止められず。

 

 

5時間17分の長作。

上映時間が長いことを差し引いても、今年一番印象に残る良作でした。

今年中に見れてよかった。

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