きのこの日々。

日々の記録です。

『ためらいもイエス』山崎マキコ

休日の読書。

 

ためらいもイエス (文春文庫)

ためらいもイエス (文春文庫)

 

 

スラスラ楽しく読める恋愛小説でした。
ただ,他の人のレビューにある通り,後半からの展開が少しもったいないような印象。

無知の知」だとか「悪人正機説」とか。散りばめられた哲学ワードが妙に懐かしくて,高校倫理の教科書を読み直したくなりました。N宮先生元気かな〜。

 

一番気に入ったギンポさんの言葉。

「『汝,己の運命を知れ。』これは親鸞聖人の言葉ですが。人の運命はね,神とそしてその僕である個々人の手に握られているのです。けして人は他者の運命を変えられない」(p.325-326)

 

「愛情を持って,手を離す(p.325)」なんて,とても出来なくて,無駄な期待をしたりして,執着心の塊だ。

ギンポさんみたいにどうやったらなれるんかな〜。

 

そんなことを考えてゴロゴロした休日。